円の面積

 共通テストが終わったことは以前の記事で話した通りである。二次試験に数学を用いる生徒は私のクラスではいないので、共通テストに向けた授業を展開していた数学は、今はかなり自由な授業を展開している。例えば、応用数学の授業では今はSPI対策問題の非言語分野(数学と算数)をやっている。数Ⅱでは、いつぞやどこぞやの高校入試の数学をやった。

 久しぶりに高校入試の問題を目にした。中学の時では解けなかったであろう問題たちも、今は造作もない。図形の面積と整数が何問か出ていたが、私はある問題でペンが止まった。円の面積である。

 理由は簡単。面積の公式が一瞬浮かばずはっきりと出てこなかったのである。円周率×半径の二乗、こんな簡単な公式でさえも浮かんでこなかった。たとえ私が極度の数弱である身だとしても、私はなんとか数ⅡBまでの高校数学の過程を履修したはずでは?なぜ?

 結局その問題は解けたが、自分としてはかなり悔しいことをしてしまった。みなさんも日ごろから計算をする習慣をつけて、義務教育の算数数学ぐらいなら容易に解けるようになるといいでしょう。私からの助言だ。