授業振り返り(1年編)

 2月15日の2限を以て、高校3年間の授業が終了した。2月16日から23日までは自由登校、24日から26日は卒業式の練習のため登校日となっており、明けた3月1日は卒業式となる。こう見えて私は無欠席で過ごしてきたため、ほぼすべての授業に出席した(公欠が2日と遅刻が1日だけあるが、病欠や寝坊ではない)。今回は、一年生の授業の思い出を語っていく。

 課程表を学校ホームページから見てもらえばわかるが、専門科の私は普通科とはまた違った授業を受けていた。例えば、英語では英語表現(英表)やコミュニケーション英語(コミュ英)といった授業はなく、2つを合わせた総合英語(総英)が週4単位あった。英語関連では他にも、異文化理解(異文化)やオーラルプレゼンテーション1(OP1)もそれぞれ週2単位あった。異文化理解やOPは、どちらも外国出身のALTが担当で、どちらも似ているようで似ていない授業内容であった。理科では、ほとんどの学校が物理基礎や化学基礎、生物基礎を履修するのに対し、私の学校では1年生は学科問わず地学基礎を履修していた。さらに普通科は、化学基礎も履修していたが、専門科は2年次からの選択コース次第で化学基礎生物基礎を履修する。詳しくは次回に。国語は、国語総合甲(現代文分野)乙(古典分野)。数学は、数学1数学A。公民は、現代社会のみだが、専門科はそれ以降やることはないのに対し、普通科は3年次に政治経済をやる。芸術分野も、専門科は音楽一択で、1年だけしかやらない。普通科はほかにも美術を選択することが可能だ。 

 一番印象に残っているのは、異文化理解の先生だ。騒々しくなった時はよく怒鳴っていた人だが、ノリがよく、面白い人だった。年が明け、3学期になってすぐに諸事情で突然帰国されてしまい、戻ってくるのかと思っていたがそのまま退職されてしまった。非常に悲しい。新年初回の授業はやったが、その次からは代役が見つかるまで英語科の教員が監督となりその時間は映画を観た。ヒュー・ジャックマン主演「グレイテスト・ショーマン」だったが、テレビがブラウン管で古く、画質は最悪だった。程なくして後任のALTが決まったが、数回授業をしただけですぐ春休みになってしまい、自分のコースの関係上それ以降授業を受けることはなかった。