趣味と呼べるもの

 私は多趣味であると我ながら思う。先日街中を自転車に乗っていてふと思った。代表的なものをいくつか出すとすると、映画鑑賞、スポーツ観戦(柔道、プロ野球、相撲、競泳が主)、ネットサーフィンがあるだろう。しかしこれらは趣味というより自分がただ興味関心があるだけでは、ともいえる。

 では趣味とはなにか。私なりの解釈では、「自身を熱中させるもの」といったところだろうか。だとすると趣味とは認めていないが、趣味とも捉えることができるものが多々ある。あえて挙げないが。

 では、上記のものが如何にして趣味となるに至ったのか語ろう。多くは高校からである。

 順番が前後するがまずスポーツ観戦、柔道は中学時代に柔道部に所属し高校でも柔道部がなかったため所謂スポーツクラブに所属し2年生まで試合に出ていた(大会は毎年10月開催のため、3年生になったらその時期には受験にシフトしたいから連盟登録を辞め現在は実質的な引退状態である)。その時から国内外問わず試合の放送は見ていた。今でも新聞やニュースサイトの柔道記事は読むことがある。試合配信はこのご時世なので大会自体あまりやっていないが、ある時は録画するかリアルタイムで観るようにしている。柔道がきっかけで格闘技に興味をもち相撲やレスリング、ボクシングなんかを観るようになった。

 プロ野球に関しては、中学時代の同級生に何人かシニアで全国大会に出場し、県外の強豪校に進学した者がいた。もしかしたら彼しかり将来プロにいくものが現れるのではないか、だとすればプロ野球を見ておくと楽しいかもしれないな、と思い見始めたのがはじまりだ。今では贔屓の優勝を待ちわびている。

 競泳は高校時代に所属していたのが由来だ。高校時代は水泳のほかに写真部にも入っていた(実は水泳部は2年生からの途中入部で、はじめから入部していたのは写真部であり、2年次には部長も務めた)。カメラは親類からお下がりであるが、今でも外に出たときは撮るようにしている。大会のテレビ放送はやっていたら見る程度で、ニュース記事を読んだりはなぜかしない。自分でもわからない。

 これに関連して、映画鑑賞がある。水泳部の先輩に映画を勧められ、時には借りて観た。おすすめの映画は全部面白かった。それ以来、興味がある映画は映画館に行って鑑賞したりアマゾンプライムを利用したりで、水泳部に入部してから去年の夏までにはかなり観たと思う。先日、共通テストが終わり志望校の試験科目の関係上これで教科の受験勉強というものがひと段落した。二次試験もあるが、これからはたまにの頻度でアマゾンプライムを使って開拓していきたいと思う。

 これから生きていくにあたって多くの出会いがあり、ひょんなことから新しい趣味が生まれることであろう。今後に期待だ。